下記の説明は、尅講相の家相より生じる凶災の一例ですが、各人が下記の各方位へ尅気(凶)にて移転及び旅行等を実施した場合も同様の凶災が生じます。 | |
祐気(ゆうき) | 幸運を招来する運 |
尅気(こっき) | 不運や凶災が生じる運 |
祐気撰用(ゆうきせんよう) | 幸運を招来する運を採る事 |
祐講相(ゆうこうそう) | 幸運を招来する家相 |
尅講相(こっこうそう) | 不運や凶災が生じる家相 |
◎各人の運を左右する大事な要因として家相があります。家相には、祐構相(良い家相)と、尅構相(悪い家相)とがあり満四年以上居住すると家相より祐気(幸運)又は、尅気(不運や凶災)を生じます。祐気の蓄保は家相に因る事が最も良い方法ですが、各人の天運同様、全てが祐構相という家はありません。各人の住家の全方位(北方、艮〈北東〉方、東方、巽〈東南〉方、南方、坤〈南西〉方、西方、乾〈西北〉方の八方位)を調査して天運の八方の祐構相、ならびに尅構相を知り此れを補う可き祐気方位の運を各人撰用する必要があります。 【祐気撰用(良い運を採る事)は凡て、各人の天運の尅気、又家相の尅構相より生ずる尅気を補う可く、順次祐気を補充、蓄保する事が必要です。】 | ||||||||||||||||
▼北方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■貧窮に陥り、辛苦止まず、精神焦衰し、嫉妬、愚痴、不満が絶えず、家出人や自殺者が出ます。 ■不妊症、皮膚病(アトピー等)、痴呆症等が発生します。 ■家の中心より北方に欠け、玄関や入口、トイレ、台所、浴室等、又北方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。 |
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▼艮〈北東〉方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■相続男子が次々と死亡、もしくは身体に障害を生じる様になります。財産を失う、又は他人に譲る様になり、家は断絶します。断絶はまぬがれても代々養子相続の家となります。 (これらの凶災は、子孫七代続くと云われます。アメリカのケネディ家には艮〈北東〉方の尅気があります。) ■関節病、身体の変形する病、又は事故に会う。特に男子(2才〜21才迄)は要注意とします。妻女も病弱となり死亡します。 ■家の中心より艮〈北東〉方に欠け、玄関や入口、トイレ、台所、浴室、階段等、又艮〈北東〉方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。 艮〈北東〉方は、表鬼門と称し、瓦一枚落ちても運が悪くなると云われております。家とは元来、一度建てたら増改築でも注意を要しますが、特に艮〈北東〉方は少しの工事でも必ず凶災が生じます。 ■本命八白土星の方は上記の凶災が生じやすい宿命がありますので、艮〈北東〉方の祐気を採る必要があります。 |
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▼東方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■将来発展の見込みなく、順次衰退に向かいます。又、子息、子女の発育、成長をさまたげます。又、男子滅亡の厄に逢います。火の災害を生じます。身に憶えなくとも、世に悪評を放たれ(投書、密告等)無実の罪等の被害が起こります。 ■肝臓、神経痛、狭心症、唖、胆石、黄疸等の病が発生します。 ■家の中心より東方が欠けとなる家。 |
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▼巽〈東南〉方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■嫁、婿共に生涯の不縁に苦悩します。凡て行うこと、中途にて挫折、失敗に至ります。子息、成人しても生業を得られず、子息、子女、不良化し身をあやまる様になります。巽〈東南〉方の尅構相に母親が満四年以上居住して生まれた、本命四緑木星の人は、発狂、死亡(自殺等)します。 ■腸の病、呼吸器、感冒等の病が発生します。 ■家の中心より巽〈東南〉方が欠けとなる家。 |
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▼南方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■先見、先知の明を有せず、夫婦の離婚、子女の死別、勤務の解雇、法的なトラブル等が生じます。南方の尅構相に母親が満四年以上居住して生まれた、丙、午、丁、九紫火星の人は、中年になって発狂、死亡(自殺等)します。 ■脳病(ノイローゼ等)、失明、眼病、心臓病、不整脈、喘息、歯痛等の病が発生します。 ■家の中心より南方が欠け、玄関や入口、トイレ、台所、浴室、又南方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。南方に刃剣を置くと狂人が生じます。 ■各人本命(一白水星〜九紫火星)供に一月、九月生まれの方は子供運がないという宿命がありますので艮〈北東〉方、乾(北西)方の祐気を採る必要があります。 |
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▼坤〈南西〉方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■職業、商売等、不振、不安定となります。頭脳は明敏さを欠き行動も敏活を欠くに至ります。妻女が病弱となり、ついには死亡します。 ■胃病、腹膜炎、脚気、手足の怪我等が発生します。 ■坤〈南西〉方が欠け、玄関や入口、トイレ、台所、浴室、又坤〈南西〉方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。 坤〈南西〉方は、裏鬼門(病門、地門、女鬼門)と称し、坤〈南西〉方の尅気は、仕事運、家庭運、妻女の病気、又は死亡等の凶災が生じます。 |
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▼西方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■金銭の収入に比し、支出多く為めに、金銭欠乏し、常に金苦に悩みます。遊興に走り、金銭を浪費します。口やかましく、小言が絶えず、毒舌家となり、人に嫌われます。金銭のトラブル等にて身を亡ぼす様になります。 ■右肺病、腎臓病、膀胱炎、貧血症等が発生します。 ■家の中心より西方が欠け、玄関や入口、トイレ、台所、又西方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。 |
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▼乾〈西北〉方の尅構相に満四年以上居住すると、下記の様な凶災が生じます。 |
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■相場、投資、ギャンブル等に染手して遂には祖先よりの財産を失います。主人が家を守れず、交通事故、病気等で早逝し、妻子のみ居住する家となります。 ■左肺病、心臓病が発生し、又四才以下の幼児が病弱となります。 ■家の中心より乾〈西北〉方が欠け、玄関や入口、トイレ、台所、浴室、又乾〈西北〉方に池や井戸の有る家は特に注意を要します。 |
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*玄関、トイレ、台所、浴室、池、井戸等は、東方、もしくは巽〈東南〉方の二方位が最も良く、それ以外の方位は尅構相となります。 | ||||||||||||||||
家とは、満四年以上居住すると体の一部の用(はたらき)を成し、建て替えや増改築等の工事をすると必ずその年の年盤及び月盤、各方位の凶災が生じます。又、その方位への転居、旅行等でもそれらの凶災が生じます。 やむをえず建て替え、増改築等を行う場合は、居住する家族全員の本命、工事を行う方位、工事の着工日時を鑑定して実施しなければいけません。 ●各人年盤本命中宮在位時(19.28.37.46.55.64.73.82.91才)の家の建て替え、もしくは床や屋根を剥ぎ取る等の工事を行った場合は、必ず一年以内に、心臓麻痺、或いは脳溢血にて即死します。 |
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☆2023(令和5)年度は本命四緑木星の人です☆ | ||||||||||||||||
又、各人月盤本命中宮在時でも、居住する家の床、天井の張替え、屋根瓦の取替え、畳の取り替え等の工事も行ってはいけません。 |
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昔より「病は気から」と言いますが、これは「病は大気から」と云う事を指します。病には、急性疾患と慢性疾患とがあります。 ・急性疾患 急性疾患は方位をおかすと発病します。即ち尅気方位へ移転、動身するとその剋気方位による病気を発生します。 ・慢性疾患 慢性疾患は居住すると家相により発病します。即ち四ヵ年以上居住する家相が剋構相の場合その剋構相の方位による病気を発生します。 <土用について> ・春の土用(木暮気)7月18日頃より翌節替迄 ・夏の土用(火暮気)10月19日頃より翌節替迄 ・秋の土用(金暮気)1月17日頃より翌節替迄 ・冬の土用(水暮気)4月18日頃より翌節替迄 以上の4月、7月、10月、1月の各月の土用の入りより翌月節替迄の18日6時間が土用の期間となります。この期間中は地中より大気中に五黄土気が充満し、天変地異や凶悪事件・事故等が発生し、又、健康、精神状態も害しやすい時期となります。地下水(湧水・井戸水)にも五黄土気が溶け込みますので、その期間中の採水は実施しないで下さい。 <小児殺(小月建)> 小児殺(小月建)は、7歳以下の御子様に要注意の方位となります。各月毎に小児殺(小月建)方位がありますので旅行、通院等はこの方位を避けて下さい。 |
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『吉凶は動より生ず』とは、大気象理学の根本思想を指すもので一切の人の動行の中に「吉」と「凶」があります。 独立、転職、入学、結婚、出産、旅行(国内・海外)、転居、等・・各人が事を起こす時、最良の時期であるか、最良の相性であるか、祐気方位であるか、尅気方位であるか、全てはこの良し悪しで決定します。よくテレビや雑誌等で、今年の良い方位は、どの方位ですなどと言う放映や記事を見かけますが、このような記事を見ると、私は大変憤りを感じます。確かに方位は合っているのですが、まずその方位に在位している年盤の本命星が祐気となる方しか行けません。 また月盤でも大凶となる月(暗険殺、本命殺、五黄殺、的殺、月破、またその方位への相性星が尅気となる月)があります。 その年、その方位が祐気となる人でも8〜10ヶ月間は行けない月があります。また、これらを知らずに、その方位への行動を起こした場合は、必ずそれに伴う凶災が発生します。そういう事から言っても、今年はどの方位へ行きましょうという記事ないし放映は、立証の出来ない犯罪行為に等しいと言えます。又、雑誌等で風水と称して、西に黄色で金運アップ・・・・、一応理には叶っておりますが、金運に限って言えば、西あるいは七赤金星の祐気撰用(良い運を採る)を実施した上で、これらの事をしなければ、効果はあまり出ないと思われます。 例えば骨折している人に湿布を貼るようなもので、直接の治療にはならないと、私は思います。従って、各人が毎年、毎月の祐気、尅気方位を把握し、祐気選用を実施し、処世安易とし、成功へと導く様、運命鑑定、開運教授を致します。 |
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